『人間失格』（にんげんしっかく）は、小説家・太宰治による中編小説。『走れメロス』『斜陽』等に並ぶ、言わずと知れた太宰文学の総決算、太宰の代表作の1つ。 1948年（昭和23年）3月より書き始め、5月12日に脱稿。太宰は、その1か月後の6月13日に山崎富栄とともに玉川上水で入水自殺した。 同年、雑誌『展望』6月号から8月号まで3回にわたって掲載された。本書籍は、著者死亡の翌月に筑摩書房より短編「グッド・バイ」と併せて刊行。 昭和23年7月20日 印刷 昭和23年7月25日 発行 発行所 :筑摩書房（画像8） 何分古い本ですので、経年劣化によるヤケ、スレ、ヨゴレ、シミ等ダメージがございますが、読むのに特段の支障ございません（画像4.5.6.7）。 書き込み等はございませんが、蔵書印（画像9,10）押印されていますので、本格的なコレクターの方にはお勧め致しかねます。 自宅で過ごす時間が多い昨今、太宰の名著が世に出た世相に想いを馳せ、旧字体・歴史的仮名遣いで版行された本書を手に取り、贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか？ 素人保管ですので、神経質な方のご購入御遠慮願います。古書であることを充分に御理解の上、NC/NRでお願い致します。